§ご挨拶

蘇州日本人学校 二代目校長 吉本 勝 |
蘇州日本人学校は開校4年目を迎えました。開校以来、3年間にわたり運営委員長、谷本利勝氏や初代校長、多田賢一氏を始めたくさんの人々が営々として築いてこられた本校の特色ある教育活動を継承し発展させていくことを基本としてまいりたいと思います。
多田校長が作詞された「文化の香る蘇州の地 古い歴史を讃えつつ 豊かに伸びて歩む子ら 新たな歴史を築く今 共に力を高め合い学ぶ喜び分かつ時 夢や希望を高らかに 謳い進もう明るい未来」校歌にありますように「無限の夢」、「無限の可能性」、「無限の発想」と言った、子供たちが持っている限りない力を信じ、一人ひとりの輝く宝物を目指して進んで行きたいと願っています
開校時63名だった児童・生徒数は、4年目を迎える平成20年度は287名の児童・生徒らの新たな出発となります。蘇州に暮らす多くの人々の希望や期待を集め、さらに発展、飛躍する蘇州に合わせるように、今後も児童・生徒数は増加していくことでしょう。
本校は、日本の学習指導要領に基づいた教育実践を行い、日本国内の学校に準じた水準の教育を行っております。そして開校以来本校の教育目標『未来に向かい 明るく 元気で 心豊かな子供の育成』にそって、児童・生徒一人ひとりがもっている能力や個性を生かし、教育活動を推進し、教職員それぞれのもつ知識や経験を通して児童・生徒の知恵や工夫を引き出し、自信と誇りをもって行動できるようにさせていきたいと考えています。そのためにも、安全に留意し温かい目で見守り、児童・生徒一人ひとりを伸び伸びと育てていくことを望んでいます。
蘇州日本人学校を運営していく上で、大切にしていきたいことをいくつか述べます。
一つ目は、自信をもって自己を語ることのできるよう、児童・生徒に国語(日本語)の言語知識をしっかりと身につけさせ「読む、聞く、話す、書く」の力を高め、国語の学習時間を中心に、読書活動、ドリル学習、さらには発表の場として様々な活動を展開していくことです。
二つ目は、国際人として中国を中心とした外国の人々と交流する中で、文化の違いを知り相互理解を図り、礼儀をわきまえ、国際平和に貢献できる人材を育てるということです。そのため、中国語会話と英会話の時間を充実させ、現地との交流を様々な面から図っていきます。
三つ目は、蘇州の地で学習できたことを誇りに感じると共に、自分たちを育ててくれた多くの人々に感謝の気持ちが素直に出せる豊かで優しい心を持った人間に育てるということです。学習や生活の場を心の教育の場として、豊かな心を育てていきたいと考えています。
その他にも様々な学習や体験を通して、将来児童・生徒一人ひとりが、日本人としてどんな状況でも自分を見失うことなく、力強く生きていけるための知識、体力、精神力を学年能力に応じて身に付けさせていきたいと思っています。
おわりに「教育(共育)・共感(共汗)の最大の原動力は実践にあり」を念頭に社会の変化に対応する実践を重視した創造性と可能性のある学校経営を推進し、児童・生徒、教職員、保護者・学校を支援してくださる方々が蘇州日本人学校を愛し、誇りに思う学校づくりに努めてまいりたいと思います。
平成20年4月1日
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