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教育講演会【講師:中村真衣さん】 (2007/06/30)
 
講演前、中村真衣さんに色紙を書いていただきました。 »MOVIE 346KB

 
「私と水泳」という演目でご講演をいただきました。
まず、中村さんと水泳との関わりについてビデオを視聴しました。

4歳で始めた水泳。
はじめは水が嫌いで、泣いてばかりいたそうです。
小学校高学年になり大会で結果を出せるようになっても、バタフライの練習がきつくて休んだこともありました。

コーチから「どうすればがんばれる?」と問われ、「背泳ぎならがんばれそう」と答えたところから彼女の背泳ぎ人生が始まりました。
自分で言ったからには練習しなければ、と思ったそうです。

合宿中、練習を終えた彼女はみんなの迷惑にならないようにと、ひとりホテルのロビーで期末テストの勉強に励むこともありました。
言うのはたやすいですが、文武両道を継続するのは大変なことです。



続いて、お話を聞かせていただきました。

アトランタオリンピックでの4位入賞。
世界で4番、そして日本チーム内で最高の結果を得たことは、中村さんにとってはとても満足だったそうですが、周囲のメダル獲得への期待や彼女自身も自己ベストならメダルもとれたという思いもあり、複雑な気持ちのようでした。

でも、その悔しい気持ちがシドニーオリンピックでのメダル獲得につながったと当時を振り返ります。
背泳ぎ100m銀メダル、メドレーリレー400m銅メダル、ともに記録は日本新記録でした。

「金メダルをとらなきゃいけない」と思いながら、アトランタオリンピックに向けて練習を続けることはとても辛かったそうです。
周囲の期待に笑うことすらできなくなっていたとのこと。
代表選考会で3位に終わり、オリンピック出場を果たすことはできませんでした。

さらに、新潟出身の中村さんは2004年10月新潟県中越地震で被災し、3日間車で生活することを余儀なくされました。
なぜ、自分ばかりがこんなにも辛い思いをしなければならないのか・・・

しかし、友人や知人をはじめ、たくさんの会ったこともない人達からも、あたたかいメッセージや支援を受けたことがとてもうれしかったそうです。
何か私にもできることはないか・・・

がんばっている姿を見てもらうことしかない!という思いが、再び日本代表選手になることへつながりました。

  
そして、2007年4月27日、24年間の水泳生活を終えました。

最後に・・・2つのメッセージを私達に残してくださいました。

@ひとりでは、ここまでの選手になれなかった。

これまで、家族や先生、たくさんの人達に支えられてきました。
「うるさいなぁ」「言われなくても分かっているよ」とその時は思うこともあったけど、そうした存在がなかったら、どうなっていただろう?と思います。

友達やライバルの存在もそうであり、とても大切なものでした。
今は、感謝の気持ちでいっぱいです。

A「感じること」「考えること」の大切さ

人に言われたのでは、夢や目標を達成することはできません。
自分が感じること、考えることが大切です。
そして、感じること、考えることの両者があって、前に進む、チャレンジすることができるのです。



中村さんは、スポーツを楽しんで欲しいとおっしゃいます。
でも、スポーツを楽しむというのは・・・

・自分が変わるよろこび
・苦しさを乗り越えるよろこび
を含んでいるんだということを付け加えていらっしゃいました。



以下は、中村さんの好きな言葉です。

チャンピオンとは、一番になることだけではない。
チャンピオンとは、自分の限界を超えた者。
結果はどうあれ、誰もがチャンピオンになれる。

負けることは、勉強である。
負けることは、次へのステップに過ぎない。

 
講演終了後、メダルに触れさせてもらいました。 »MOVIE 346KB

 
子ども達→保護者の方々→教職員の順で・・・

 
とても重く感じました。

 
 2日間、ありがとうございました。

人には、壁にぶつかったり、挫折を味わったりすることがあります。
つらい、苦しい・・・という時、「やめる」のか、「乗り越えるにはどうしたらいいか考える」のかで、全く違う人生になるのかなと中村さんは考えています。

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