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「酸素の発生」 中学部2年 I.K / Y.Y
1.研究の目的

 豚レバーと鳥レバー、豚レバーの加熱前と後、豚の赤身とラードでは、どちらが多く酸素を発生できるか。
 植物も酸素を発生することができるか。


2.研究の動機

 授業中、酸素を発生させる実験をしていて、先生が「家でこの実験をするなら、レバーにマキロンを加えればいい」と言っていた。
 そこで、やってみたいと思ったから。
 さらに、植物でも発生するか気になり、やってみたいと思った。


3.予想

 豚と鳥の場合は体の大きい豚、加熱前と加熱後では加熱後、赤身とラードでは赤身、植物はジャガイモだと思う。


4.準備

 豚レバー  鳥レバー  豚バラ肉  ニンジン  ジャガイモ  ダイコン  リンゴ  過酸化水素水  試験管  試験管立て
 丸底フラスコ  活栓付ろうと  ゴム栓  水槽  メスシリンダー  ペットボトル  計量器  線香  スタンド  包丁
 まな板  アルミニウムはく  水  マジックペン


5.方法

   

 @濃度10%の過酸化水素水をつくる。
 A水上置換法を用意する。
 B肉類 野菜類を5gずつにし、細かく包丁で刻む。

  

 CBできざんだ1つをAで用意した丸底フラスコに入れ、@でつくった過酸化水素水を20mlをそれに加える。そして、水上置換法で出てきた気体をペットボトルに集める。

 

 DCをペットボトルではなく試験管でも集める。
 そして、火のついた線香を用意し、それを集めた試験管に入れて、酸素かどうか確かめる。
 ECとDをすべての肉類、植物類を実験する。その時、ペットボトルにペンで印を付ける。

 FEのペットボトルで肉類、植物類がどれだけ発生したか調べる。(このときに、過酸化水素水の体積20cm3を除く。)
 GFを比べる。


6.結果

 ■豚レバーと鳥レバーの場合・・・酸素の発生量の多い順から、豚>鳥
 ■加熱後と加熱前の場合・・・酸素の発生量の多い順から、加熱前>加熱後
 ■豚の赤身とラードの場合・・・酸素の発生量の多い順から、ラード>赤身
 ■植物の場合・・・酸素の発生量の多い順から、人参>ジャガイモ>大根>りんご


7.考察

 カタラーゼは過酸化水素水を酸素と水を分解する働きがある。
 カタラーゼは動物、植物微生物の好機的細胞に広く分布している。
 動物には、肝臓、赤血球、腎臓にほとんどそのすべてが含まれる。

 酸素を多く発生したものほどカタラーゼが多く含まれていたと考えられる。
 同じ豚レバーなのに加熱後のレバーが気体を発生しなかった。
 それは、加熱によりカタラーゼが少なくなったか、効力がなったか、どちらかと考えられる。


8.課題

 今回は牛のレバーも使うつもりだったが手に入れることができなかったので、使うことができなかった。
 野菜の種類が少なかったので、もっと種類を増やせばよかったと思った。


9.参考文献

 生化学辞典 第2版(東京科学同人、東京、1990)

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